2013年07月18日
AAあまみアダングループによるメッセージのお知らせ
今月からAA(アルコホーリクス・アノニマス:無名のアルコール中毒者たち)あまみアダングループによるメッセージが始まります。
かつて重症のアルコール依存症であったAAメンバーが、どのようにしてお酒から解放されて生きていけるようになったか、という体験を話されます。
第1回 平成25年7月20日(土)午前10時から11時
第2回 平成25年8月24日(土)午前10時から11時
場所は奄美病院の家族会室です。
アルコール依存症の本人ばかりでなく、ご家族や医療・福祉関係者も参加できます。
みなさまの参加をお待ちしております。
佐藤(伸)
かつて重症のアルコール依存症であったAAメンバーが、どのようにしてお酒から解放されて生きていけるようになったか、という体験を話されます。
第1回 平成25年7月20日(土)午前10時から11時
第2回 平成25年8月24日(土)午前10時から11時
場所は奄美病院の家族会室です。
アルコール依存症の本人ばかりでなく、ご家族や医療・福祉関係者も参加できます。
みなさまの参加をお待ちしております。
佐藤(伸)
2013年04月05日
4月のプログラム
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
4月になり、新年度が始まりました。
奄美病院ではスタッフの異動があり、 アルコール・リハビリテーション・プログラム(ARP)の担当者1名が転勤になってしまったのですが、 入れ替わりに4名の看護師がARPに参加していただくことになりました。
さらに良いプログラムとなるよう、新たなメンバーでいろいろと工夫をしていこうと思っています。
お気軽に参加してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<4月の予定>
・毎週水曜日:午後2時から3時までは家族向けのプログラム
午後3時から4時まではアルコール症本人向けのプログラムです。
・4月24日(水)は、病院行事のため、本人向けのプログラムはお休みです。ご注意ください。(家族向けのプログラムはおこないます)
・4月13日(土)は、午前10時から11時は家族向けプログラム、午前11時から12時までは断酒会です。
4月になり、新年度が始まりました。
奄美病院ではスタッフの異動があり、 アルコール・リハビリテーション・プログラム(ARP)の担当者1名が転勤になってしまったのですが、 入れ替わりに4名の看護師がARPに参加していただくことになりました。
さらに良いプログラムとなるよう、新たなメンバーでいろいろと工夫をしていこうと思っています。
お気軽に参加してください。
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<4月の予定>
・毎週水曜日:午後2時から3時までは家族向けのプログラム
午後3時から4時まではアルコール症本人向けのプログラムです。
・4月24日(水)は、病院行事のため、本人向けのプログラムはお休みです。ご注意ください。(家族向けのプログラムはおこないます)
・4月13日(土)は、午前10時から11時は家族向けプログラム、午前11時から12時までは断酒会です。
2013年01月11日
今年もどうぞよろしくおねがいします
あけましておめでとうございます。(少々遅くなりましたが…)
皆様にとって良い年になることを願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
< ご連絡 >
1月9日(水)の家族会は、佐藤の出張のため、智さんが担当されます。
1月16日(水)は、家族会を智さんが担当し、ベーシックミーティングを佐藤が担当します。
佐藤伸
皆様にとって良い年になることを願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
< ご連絡 >
1月9日(水)の家族会は、佐藤の出張のため、智さんが担当されます。
1月16日(水)は、家族会を智さんが担当し、ベーシックミーティングを佐藤が担当します。
佐藤伸
2012年12月19日
来週はコラボプログラム
こんばんわ
本日は、家族会&ベーシックミーティング開催
家族会については後ほど、Drより資料のUPがあるはずです。
ベーシックミーティングでは、『自助グループについて』と言うテーマについてお話
現在奄美大島では、メンバーが集まり機能している自助グループがありません
なので、断酒会・AAについての大まかな説明だったり自助グループを作って欲しいことだったりをお話していますが…う~ん、いつの日かARP参加者から立ち上げてくださる方は出るのでしょうか
その時は、ARPチームとしてもサポートさせていただきますよ
それと…なんと来週のプログラム
家族&ご本人 コラボプログラムです
今年最後ですから
ビデオを見たり、家族の立場から→ 依存症者本人の立場から→ 、それぞれの経験・思いを普段自分の家族だとうまく伝えられないこともあると思います…そんな話を話してもらいたいなぁと思っています
時間は14:00~16:00となります。
場所はいつもと同じ家族会室です
いつもよりやや長いですが、かしこまらずいろんな話をして行きましょう
コラボプログラムは本日決定したので、スケジュール調整が難しい方はいつもどおりの時間だけの参加も可能です
来週、26日14:00にお待ちしています
teamメンバー 智でした
本日は、家族会&ベーシックミーティング開催
家族会については後ほど、Drより資料のUPがあるはずです。
ベーシックミーティングでは、『自助グループについて』と言うテーマについてお話
現在奄美大島では、メンバーが集まり機能している自助グループがありません
なので、断酒会・AAについての大まかな説明だったり自助グループを作って欲しいことだったりをお話していますが…う~ん、いつの日かARP参加者から立ち上げてくださる方は出るのでしょうか
その時は、ARPチームとしてもサポートさせていただきますよ
それと…なんと来週のプログラム
家族&ご本人 コラボプログラムです
今年最後ですから
ビデオを見たり、家族の立場から→ 依存症者本人の立場から→ 、それぞれの経験・思いを普段自分の家族だとうまく伝えられないこともあると思います…そんな話を話してもらいたいなぁと思っています
時間は14:00~16:00となります。
場所はいつもと同じ家族会室です
いつもよりやや長いですが、かしこまらずいろんな話をして行きましょう
コラボプログラムは本日決定したので、スケジュール調整が難しい方はいつもどおりの時間だけの参加も可能です
来週、26日14:00にお待ちしています
teamメンバー 智でした
2012年12月15日
快晴
今日の奄美はものすごく快晴
長袖1枚でも暑い…袖まくって半袖です
現在の室内気温…なんと28度
暖房も入れず、窓も全開でこの状態。暑いね。
この師走のポカポカ陽気の中、本日10時から家族会室で、家族教室予定でしたが…どなたもみえず、残念
慌ただしい最中ですもんね
仕方がない
来月はたくさんの人に来ていただけることを期待しています。
来週あたりには、1月のスケジュール掲載予定にしています。
スケジュールチェックの上、ご来場くださいね。
あっ、家族会は今月まだ、19日・26日(水)14:00~15:00行いますので、ご都合つく方はいらしてください
teamメンバー 智でした
2012年12月13日
第5回家族会 お酒の飲みすぎが体に与える影響
12月12日、第5回家族会のテーマは 『過剰な飲酒による身体の障害』 でした。日本アルコール関連問題学会がまとめた 簡易版「アルコール白書」の内容を要約したものを下にのせておきます。
次回12月19日は 『アルコール依存症が子供に与える影響。 AC=アダルトチルドレンについて』を予定しています。
毎回テーマはあるのですが、それ以外の話題や質問も歓迎です。お気楽にお越しください。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世界保健機関(WHO)の推計によると、
・アルコールは死亡に関して8番目に大きい健康リスク
・DALY(障害調整生命年:寿命・健康のロス)に換算すると3番目に大きな健康リスク
日本でアルコールにより死亡したと推定される数は、平成20年では
男性 23,583人、女性11,405人(合計34,988人)
<<臓器への影響>>
【アルコール性肝障害】
アルコール依存症患者では約8割の人に肝障害がみられます。肝硬変になるのは2~3割です。
【脳の障害】
脳の委縮は前頭葉に目立ちます。前頭葉は人格を司る部位です。性格が頑固でなかなか誤りを認めようとしなくなったり、ほれ込みやすく恨みやすくなることがあります。徐々に物忘れがひどくなり、やる気がなくなり日常生活ができなくなります。60歳以上のアルコール依存症者の5人に1人が認知症です。
【消化器疾患】
癌は口腔、喉頭、食道など、アルコールに直接触れる場所におきやすい。特に食道がんは飲酒の影響を受けやすく、毎日飲酒喫煙をしている人は、飲酒も喫煙もしない人よりも6.7倍発生しやすくなります。食道がんはウイスキーや焼酎のような強い酒をストレートで飲む人に多いです。大腸がん、肝臓がんもアルコールとの関連があります。
【膵炎】
急性すい炎の35%はアルコールの過飲でおきます。慢性膵炎の60%は飲酒が原因です。
【糖尿病】
アルコール依存症患者の入院時には35%に高血糖がみられますが、2週間禁酒すると15%に減ります。アルコール依存症で飲酒している糖尿病患者の5年生存率はとても悪く、20%程度です。
【感染症】
アルコールは免疫力を抑えるので感染症にかかりやすくなります。
【突然死】
アルコール依存症患者には突然死が多いです。低血糖や不整脈が原因であると考えられています。
【外傷】
飲酒した時の転倒・転落による外傷はよくみられます。頭部を打撲して死亡したり、骨折などで障害が残ることも多いです。
次回12月19日は 『アルコール依存症が子供に与える影響。 AC=アダルトチルドレンについて』を予定しています。
毎回テーマはあるのですが、それ以外の話題や質問も歓迎です。お気楽にお越しください。。
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世界保健機関(WHO)の推計によると、
・アルコールは死亡に関して8番目に大きい健康リスク
・DALY(障害調整生命年:寿命・健康のロス)に換算すると3番目に大きな健康リスク
日本でアルコールにより死亡したと推定される数は、平成20年では
男性 23,583人、女性11,405人(合計34,988人)
<<臓器への影響>>
【アルコール性肝障害】
アルコール依存症患者では約8割の人に肝障害がみられます。肝硬変になるのは2~3割です。
【脳の障害】
脳の委縮は前頭葉に目立ちます。前頭葉は人格を司る部位です。性格が頑固でなかなか誤りを認めようとしなくなったり、ほれ込みやすく恨みやすくなることがあります。徐々に物忘れがひどくなり、やる気がなくなり日常生活ができなくなります。60歳以上のアルコール依存症者の5人に1人が認知症です。
【消化器疾患】
癌は口腔、喉頭、食道など、アルコールに直接触れる場所におきやすい。特に食道がんは飲酒の影響を受けやすく、毎日飲酒喫煙をしている人は、飲酒も喫煙もしない人よりも6.7倍発生しやすくなります。食道がんはウイスキーや焼酎のような強い酒をストレートで飲む人に多いです。大腸がん、肝臓がんもアルコールとの関連があります。
【膵炎】
急性すい炎の35%はアルコールの過飲でおきます。慢性膵炎の60%は飲酒が原因です。
【糖尿病】
アルコール依存症患者の入院時には35%に高血糖がみられますが、2週間禁酒すると15%に減ります。アルコール依存症で飲酒している糖尿病患者の5年生存率はとても悪く、20%程度です。
【感染症】
アルコールは免疫力を抑えるので感染症にかかりやすくなります。
【突然死】
アルコール依存症患者には突然死が多いです。低血糖や不整脈が原因であると考えられています。
【外傷】
飲酒した時の転倒・転落による外傷はよくみられます。頭部を打撲して死亡したり、骨折などで障害が残ることも多いです。
2012年12月05日
ピンチヒッター
こんにちは
今日から12月のプログラム始まりです。
まずは、今月の予定
【ご本人向け】
5日(水) 断酒例会 15:00~16:00
8日(土) ハイクラス・ミーティング 10:00~11:00
12日(水) 断酒ミーティング 15:00~16:00
19日(水) ベーシック・ミーティング 15:00~16:00
26日(水) ビデオ学習会 15:00~16:00
いずれも奄美病院家族会室にて、智&YOUで交互に開催いたします
次に
【ご家族向け】
5日(水) 14:00~15:00
12日(水) 14:00~15:00
15日(土) 10:00~11:00
19日(水) 14:00~15:00
26日(水) 14:00~15:00
15日の土曜は智のプログラム、水曜は佐藤(伸)先生のプログラムですが、本日のみピンチヒッターで智登場
なので…本日は14:00~16:00まで智が皆様をお待ちしています
寒くなってきましたが、体調等崩されませんように
teamメンバー 智でした
2012年11月30日
第4回家族会 回復について + 12月の予定
11/28の家族会のテーマは『回復』でした。今回は配布資料はありません。
今後は、アルコール依存症からの回復者に家族会で話をしていただいたり、逆に家族が、家族としての経験や思いを、断酒会で話していただくといいのかなあ、とも考えています。
もちろん、まだまだ先の話ですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12月の予定
12月も毎週水曜日14時から15時まで、家族会をおこないます。
12/5だけは、佐藤出張のため、智さんが担当されます。
お気軽にお越しください。
今後は、アルコール依存症からの回復者に家族会で話をしていただいたり、逆に家族が、家族としての経験や思いを、断酒会で話していただくといいのかなあ、とも考えています。
もちろん、まだまだ先の話ですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12月の予定
12月も毎週水曜日14時から15時まで、家族会をおこないます。
12/5だけは、佐藤出張のため、智さんが担当されます。
お気軽にお越しください。
2012年11月26日
第3回家族会 アルコール依存症の治療
11月21日におこなわれた第3回家族会の資料です。今回のテーマは“アルコール依存症の治療” でした。
次回は11月28日 午後2時~3時です。
アルコール問題にお悩みの方。お気楽にどうぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)アルコール依存症の治療
アルコール依存症の治療目標は、お酒抜きの安定した生活を送ることです。さらに、生活する上でのさまざまな問題に対して、お酒を飲まずに健康的な方法で対処できるようになることです。これらの目標を成し遂げるのは決して簡単なことではありません。断酒治療を始めたあとも、多くの人は何度も失敗(再飲酒)しながら、少しずつ学んでいくものです。
患者が再飲酒するたびに、家族は「やっぱり断酒できないのか」と落胆したり、「酒をやめる気がないのではないか」と本人を疑ったり、患者の飲酒を管理できない自分を責めたりします。
酒を飲むかどうかの判断は本人にしかできません。周囲の人ができるのは見守ることだけです。 飲酒にかかわる問題は患者自身に任せて、家族は患者の一挙一動に振り回されず、落ち着いて生活することを心がけましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<< 治療について >>
アルコール依存症とは、飲酒を自分でコントロールできなくなるという病気ですから、その治療は『断酒』です。奄美病院では原則として3か月間の入院治療をお勧めしています。もちろん、より短期(長期)の入院もできますし、外来での治療も可能です。
長期にわたって大量に飲酒していた人が、急にお酒をやめると、手が震える、眠れなくなる、イライラする、胸が苦しくなるという症状があらわれます。ひどいときには幻覚が現れたり、全身のけいれんをおこすこともあります。これらは離脱症状とよばれています。
入院すると、まず、これらの離脱症状の治療をおこないます。離脱症状を抑える薬を服用するほか、必要に応じて点滴したり向精神病薬を使います。適切な治療をおこなうと、1週間ほどで離脱症状は治ります。アルコール性の肝炎や膵炎といった身体の病気がある場合には、これらの治療もおこないます。
離脱症状がおさまったら、断酒を維持するための治療をおこないます。治療の内容は下記のような組み合わせたプログラムとなっています。
・心理教育 :講義・輪読会・院内断酒会を通して、アルコール依存症という病気を理解し、断酒に必要な知識を学ぶ
・認知行動療法:テキストを用いて、自分の考え方や物事のとらえかたを振り返りながら、飲酒問題について考える。酒を勧められたときに断る方法など、断酒を続けるための技術を身につける。
・自助グループ
(断酒会、AA):同じ病気で苦しんできた仲間と病気の苦労をわかちあい、協力しながら、回復をめざす。
アルコール依存症の入院治療とは、病院に閉じ込めて酒を飲まないようにするのではありません。飲もうと思えばいつでも飲める環境の中で、断酒を続ける体験をすることが重視されています。治療は開放病棟でおこなうことが原則とされています。
奄美病院では病院の構造上の問題から、現在は閉鎖病棟での治療となっていますが、入院して一定期間が過ぎると、一人で外出することもできます。ずっと病院に閉じ込められるわけではありません。
薬について
抗酒薬を服用してもらいます。これは、体の中でアルコールを分解する酵素を抑える薬です。ノックビンとシアナマイドの2種類があります。ノックビンは粉末で、シアナマイドは液体です。抗酒薬を服用したあとで酒を飲むと、動悸、吐き気、めまいが生じ(ひどい二日酔いの状態を想像してください)、血圧が下がってショック状態となることもあります。患者に酒をやめさせたいと考えて、家族が本人には内緒で食べ物に混ぜて服薬させることがあるようですが、これは絶対に止めてください。非常に危険です。
また、飲酒欲求を弱める作用のある薬(アカンプロセートという名前です)が、近日、日本でも発売される予定です。ただし、この薬を服用すれば飲酒欲求が全くなくなるわけではありません。
2012/11/21 佐藤伸
次回は11月28日 午後2時~3時です。
アルコール問題にお悩みの方。お気楽にどうぞ。
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(3)アルコール依存症の治療
アルコール依存症の治療目標は、お酒抜きの安定した生活を送ることです。さらに、生活する上でのさまざまな問題に対して、お酒を飲まずに健康的な方法で対処できるようになることです。これらの目標を成し遂げるのは決して簡単なことではありません。断酒治療を始めたあとも、多くの人は何度も失敗(再飲酒)しながら、少しずつ学んでいくものです。
患者が再飲酒するたびに、家族は「やっぱり断酒できないのか」と落胆したり、「酒をやめる気がないのではないか」と本人を疑ったり、患者の飲酒を管理できない自分を責めたりします。
酒を飲むかどうかの判断は本人にしかできません。周囲の人ができるのは見守ることだけです。 飲酒にかかわる問題は患者自身に任せて、家族は患者の一挙一動に振り回されず、落ち着いて生活することを心がけましょう。
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<< 治療について >>
アルコール依存症とは、飲酒を自分でコントロールできなくなるという病気ですから、その治療は『断酒』です。奄美病院では原則として3か月間の入院治療をお勧めしています。もちろん、より短期(長期)の入院もできますし、外来での治療も可能です。
長期にわたって大量に飲酒していた人が、急にお酒をやめると、手が震える、眠れなくなる、イライラする、胸が苦しくなるという症状があらわれます。ひどいときには幻覚が現れたり、全身のけいれんをおこすこともあります。これらは離脱症状とよばれています。
入院すると、まず、これらの離脱症状の治療をおこないます。離脱症状を抑える薬を服用するほか、必要に応じて点滴したり向精神病薬を使います。適切な治療をおこなうと、1週間ほどで離脱症状は治ります。アルコール性の肝炎や膵炎といった身体の病気がある場合には、これらの治療もおこないます。
離脱症状がおさまったら、断酒を維持するための治療をおこないます。治療の内容は下記のような組み合わせたプログラムとなっています。
・心理教育 :講義・輪読会・院内断酒会を通して、アルコール依存症という病気を理解し、断酒に必要な知識を学ぶ
・認知行動療法:テキストを用いて、自分の考え方や物事のとらえかたを振り返りながら、飲酒問題について考える。酒を勧められたときに断る方法など、断酒を続けるための技術を身につける。
・自助グループ
(断酒会、AA):同じ病気で苦しんできた仲間と病気の苦労をわかちあい、協力しながら、回復をめざす。
アルコール依存症の入院治療とは、病院に閉じ込めて酒を飲まないようにするのではありません。飲もうと思えばいつでも飲める環境の中で、断酒を続ける体験をすることが重視されています。治療は開放病棟でおこなうことが原則とされています。
奄美病院では病院の構造上の問題から、現在は閉鎖病棟での治療となっていますが、入院して一定期間が過ぎると、一人で外出することもできます。ずっと病院に閉じ込められるわけではありません。
薬について
抗酒薬を服用してもらいます。これは、体の中でアルコールを分解する酵素を抑える薬です。ノックビンとシアナマイドの2種類があります。ノックビンは粉末で、シアナマイドは液体です。抗酒薬を服用したあとで酒を飲むと、動悸、吐き気、めまいが生じ(ひどい二日酔いの状態を想像してください)、血圧が下がってショック状態となることもあります。患者に酒をやめさせたいと考えて、家族が本人には内緒で食べ物に混ぜて服薬させることがあるようですが、これは絶対に止めてください。非常に危険です。
また、飲酒欲求を弱める作用のある薬(アカンプロセートという名前です)が、近日、日本でも発売される予定です。ただし、この薬を服用すれば飲酒欲求が全くなくなるわけではありません。
2012/11/21 佐藤伸
2012年11月22日
第2回家族会(11/14) 家族はどのように対応するとよいか
第2回家族会(11/14)の資料をのせておきます。
こんかいのテーマは 『家族はどのように対応するとよいか』 です。
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(2)家族はどのように対応するとよいか
どのような病気であっても、家の中に病人がいると、周りの家族は影響を受けます。経済的な問題が生じたり、それまでの生活習慣を変えることが必要になったりして、家族は常に不安を感じるものです。
アルコール依存症は、とりわけ家族を巻き込む病気です。家族の一人がアルコール依存症になると、家族全員がこの病気の影響を受けます。家族ばかりでなく、友人や知人、職場の人たちにまで影響は及んで、飼っているペットまでが情緒不安定になったという話もあります。
患者が周囲の人に影響を与えるのはもちろんですが、人間関係とはお互いの関係なので、周囲にいる人たちも患者に影響を与えています。家族が患者に対して過保護になりすぎてしまい、本来ならば患者自身が自分の責任で処理すべきことを、家族が肩代わりしてしまう。それによって患者の回復が妨げられることがあります。
夫が問題を起こすたびに、妻が夫の代わりに後始末をしている家庭を想像してください。「夫の不始末は妻の責任である」 あるいは 「家族の一員のおかした過ちは家族全員で償わなくてはならない」 という考え方は、日本の社会で広く認められています。 (もっとも最近はそのように考えない人も増えているようです) この考え方を否定するわけではないのですが、アルコール依存症の患者に対しては、接し方を変えたほうががうまくいきます。
依存症者は「お前が○○したから、俺はイライラして飲むのだ!」と、飲酒問題を他人(特に妻)に責任転嫁しますし、親戚や隣近所の人たちは「妻の気配りが行き届かないから、あそこのご主人はアルコール依存症になったのだ」と噂をしたり、直接妻を批判することがあります。そのため、「夫がアルコール依存症になったのは、自分が妻として十分にお世話しなかったからである。私は妻失格だ。」と信じこんでいる女性をよくみかけます。このような人は、「自分の夫をアルコール依存症にしてしまった」ことに強い罪悪感をもち、恥ずかしいとの思いが強いため、他者に助けを求められなくなってしまいます。少し冷静に考えれば、妻がちょっと気が利かないくらいで夫がアルコール依存症になるはずなどないことくらい、すぐにわかりそうですが、いったん依存症者に巻き込まれると冷静な判断はできなくなってしまいます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夫が泥酔状態で帰宅して寝室まで自分ではたどり着けず玄関で寝てしまった場合に、普通ならば、妻や子供が本人を寝室まで連れて行ってあげるでしょう。失禁していれば、着替えさせるはずです。「あ~あ、どうしてこの人はいつもこうなのだろう。お酒さえやめてくれればいい人なのに。」と思いながら。
泥酔状態のときにおきたことを本人は覚えていませんから、翌朝目が覚めると、きれいな服を着て、きちんと自宅のベッドに寝ていると安心します。「ああ、昨日はよく飲んだ。途中から記憶がないけど、ま、大丈夫だったのだろう。」と考えます。たとえ家族が「昨日はお父さん、大変だったのよ!もうちょっと飲むのは控えてくださいね。」と注意しても、気にする様子はありません。ましてや、「あなたはアルコール依存症だから、病院を受診してください。」などと説得しても、まず受診してくれません。むりやり病院につれて行き、入院治療をすることに渋々同意させたとしても、患者は心の中では「俺は依存症なんかじゃないのに、むりやり入院させられた。」と考えていることが多く、家族は逆恨みされることになりかねません。
ご家庭によっては、酒をやめさせようと思って、家にあるお酒を全部捨ててしまったり、どこかに隠していないか探し回ったりすることもあるようです。これらの行為も、本人の治療意欲を損ねる結果となります。
もっとも本人は、自分に飲酒問題があることをうすうす感じていることが多いのです。でも、自分の気にしていることを他人に指摘されると、誰であっても不機嫌になるものですし、何より家族が患者のお世話をすることで、患者自身が問題に向き合えない状況になっているのです。人間はどうしようもなく困ったときや、切実な状況に陥らない限り、自分の過ちや自分に都合の悪いことは認めたくないものですし、長年なじんだ習慣を変えようともしません。
では、患者が自分からすすんで治療を受けるように仕向けるためには、家族はどのように行動すればよいのでしょうか。 それは、
『患者に、自分に飲酒問題があることに気づかせる』 ことです。そのためには、
『飲酒にかかわる問題は、本人に責任をとってもらう』
『家族が尻拭いをしない』
ことが大切です。
ときどき、「こんな大酒のみのダメ人間は、私が面倒を見ないとどうしようもない」とばかりに、患者の人生の全責任を負う決意をしたような家族を見ることがあります。家族(多くの場合、妻)が頑張らないとこの人(多くの場合、夫や子供)はダメになると信じ込んで、家族の愛情で患者を立ち直らせてみせようと、異常なほど過保護になります。暴力を振るわれても耐え忍ぶ家族の姿もよくみます。「うちには子供が2人と大きな子供が一人いるのよ」と夫を子供扱いしてすべての面倒を見る妻もいます。これはこれで母親的な愛情にあふれて、素晴らしいことです。万事がうまくいっているならばよいのですが、アルコール依存症者に対しては、いわゆる母親的な愛情で接していてもほとんどの場合、状況は悪くなる一方です。
『飲酒にかかわる問題は、本人に責任をとってもらう』
『家族が尻拭いをしない』
別の言い方をすれば 『愛情を持って見放す』 ということです。
具体的には
・飲酒についての小言をいわない
・家にある酒を探し回ったり、勝手に捨てたりしない
・病院に無理やり連れて行かない。だまして連れて行かない。
・患者の汚したものは、本人に掃除させる・・・吐物、失禁など
・患者に代わって職場に連絡したり、
・飲酒問題についての話し合いは、しらふのときにおこなう
「あなたはアル中なのだから、入院しないとダメよ!」
と感情的に話すよりも、
「あなたの状態を心配しています。」
「私はあなたに病院を受診してほしいと思っています。」
のように伝えるほうがうまくいきます。
・守れない約束はしない。約束したら必ず守る。
たとえば、実際には離婚する気がないのに「今度飲んだら離婚する!」などと言わない。
このようなことを言ってよいのは、本当に離婚する覚悟ができたときです。
あなたが本気であることは、必ず相手に伝わります。
(逆に、あなたがいつも変わらぬお説教モードであるときも相手はよくわかっています)
・ひとりで抱え込まない。なるべき問題をオープンにして、いろいろな人に相談する
・・・保健所、民生委員、病院など
酒を飲み続けるか断酒するかの決断は、本人にしかできません。家族ができるのは、本人が飲酒問題に気づいて治療を受け断酒することを願いながら待つことくらいです。
とはいっても、家族が受け身の被害者であり続けるのではありません。本人が飲酒問題に気付けるように、対応方法を変えることはできます。もし本人が飲酒をやめず問題を起こし続けるならば、その人のもとを去る決意をすることもできます。
もし暴言や暴力の被害にあっているならば、一刻も早くその場から逃げないといけません。警察を呼ぶことも必要です。家族の問題に警察を介入させるなんてと思われるかもしれませんが、警察を呼ぶことによって「警察が来るほど大きな問題を自分はおこしている」ことを本人に気づかせることができるのです。近所の人に迷惑をかけるからとか、恥ずかしいから警察なんて呼べないと考える人もいます。でもあなたの家族にアルコール依存症者がいることは、近所の皆様はすでに知っています。今さら隠そうとしても無意味です。
残念なことなのですが、仕事を失い、家庭を失い、すべてを失うまで、飲酒問題に気づけない(あるいは、気づいていても断酒することができない)人は少なくありません。どこかで気づいて断酒しなければ、アルコール依存症者は短命です。石原裕次郎(享年52歳)、美空ひばり(同52歳)、横山やすし(同51歳)・・・ アルコール依存症で亡くなった方を思い浮かべてください。平均寿命は52歳といわれています。
患者自身に責任を取らせるべきである、家族は尻拭いをしてはいけないという話を聞くと、人によっては、ここぞとばかりに極端に患者を放置することがあります。「酒を飲むか断酒するかは本人次第。生きるも死ぬも本人次第。ならば、アルコール依存症者なんて家族にとって邪魔で迷惑なだけだから、いっそのことたくさん飲んで早く死んでほしい。」と常々感じておられたのでしょう。飲酒問題に振り回されて疲れはてると、そのように考えるのは珍しいことではありません。
でも、アルコール依存症は治療が可能な病気です。治療をすれば、回復できます。
アメリカの古い冗談に、このようなものがあります。
『 最も不幸せな家庭は、アルコール依存症者のいる家庭である。
最も幸せな家庭は、回復した依存症者のいる家庭である。 』
近所の人などに過剰に迷惑をかけないように心を配りながら、愛情を持って見放すのはとても難しく、かなりの忍耐力を必要とすることです。すぐにはできないかもしれません。少しずつできることから始めましょう。
・飲酒についての小言を言わない
・酒を探し回らない 酒を捨てない
・病院に無理やり連れて行かない
・暴力の被害にあいそうになったら、その場から逃げ、警察を呼ぶ
ということから、始めてみませんか?
2012/11/14 佐藤(伸)
こんかいのテーマは 『家族はどのように対応するとよいか』 です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)家族はどのように対応するとよいか
どのような病気であっても、家の中に病人がいると、周りの家族は影響を受けます。経済的な問題が生じたり、それまでの生活習慣を変えることが必要になったりして、家族は常に不安を感じるものです。
アルコール依存症は、とりわけ家族を巻き込む病気です。家族の一人がアルコール依存症になると、家族全員がこの病気の影響を受けます。家族ばかりでなく、友人や知人、職場の人たちにまで影響は及んで、飼っているペットまでが情緒不安定になったという話もあります。
患者が周囲の人に影響を与えるのはもちろんですが、人間関係とはお互いの関係なので、周囲にいる人たちも患者に影響を与えています。家族が患者に対して過保護になりすぎてしまい、本来ならば患者自身が自分の責任で処理すべきことを、家族が肩代わりしてしまう。それによって患者の回復が妨げられることがあります。
夫が問題を起こすたびに、妻が夫の代わりに後始末をしている家庭を想像してください。「夫の不始末は妻の責任である」 あるいは 「家族の一員のおかした過ちは家族全員で償わなくてはならない」 という考え方は、日本の社会で広く認められています。 (もっとも最近はそのように考えない人も増えているようです) この考え方を否定するわけではないのですが、アルコール依存症の患者に対しては、接し方を変えたほうががうまくいきます。
依存症者は「お前が○○したから、俺はイライラして飲むのだ!」と、飲酒問題を他人(特に妻)に責任転嫁しますし、親戚や隣近所の人たちは「妻の気配りが行き届かないから、あそこのご主人はアルコール依存症になったのだ」と噂をしたり、直接妻を批判することがあります。そのため、「夫がアルコール依存症になったのは、自分が妻として十分にお世話しなかったからである。私は妻失格だ。」と信じこんでいる女性をよくみかけます。このような人は、「自分の夫をアルコール依存症にしてしまった」ことに強い罪悪感をもち、恥ずかしいとの思いが強いため、他者に助けを求められなくなってしまいます。少し冷静に考えれば、妻がちょっと気が利かないくらいで夫がアルコール依存症になるはずなどないことくらい、すぐにわかりそうですが、いったん依存症者に巻き込まれると冷静な判断はできなくなってしまいます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夫が泥酔状態で帰宅して寝室まで自分ではたどり着けず玄関で寝てしまった場合に、普通ならば、妻や子供が本人を寝室まで連れて行ってあげるでしょう。失禁していれば、着替えさせるはずです。「あ~あ、どうしてこの人はいつもこうなのだろう。お酒さえやめてくれればいい人なのに。」と思いながら。
泥酔状態のときにおきたことを本人は覚えていませんから、翌朝目が覚めると、きれいな服を着て、きちんと自宅のベッドに寝ていると安心します。「ああ、昨日はよく飲んだ。途中から記憶がないけど、ま、大丈夫だったのだろう。」と考えます。たとえ家族が「昨日はお父さん、大変だったのよ!もうちょっと飲むのは控えてくださいね。」と注意しても、気にする様子はありません。ましてや、「あなたはアルコール依存症だから、病院を受診してください。」などと説得しても、まず受診してくれません。むりやり病院につれて行き、入院治療をすることに渋々同意させたとしても、患者は心の中では「俺は依存症なんかじゃないのに、むりやり入院させられた。」と考えていることが多く、家族は逆恨みされることになりかねません。
ご家庭によっては、酒をやめさせようと思って、家にあるお酒を全部捨ててしまったり、どこかに隠していないか探し回ったりすることもあるようです。これらの行為も、本人の治療意欲を損ねる結果となります。
もっとも本人は、自分に飲酒問題があることをうすうす感じていることが多いのです。でも、自分の気にしていることを他人に指摘されると、誰であっても不機嫌になるものですし、何より家族が患者のお世話をすることで、患者自身が問題に向き合えない状況になっているのです。人間はどうしようもなく困ったときや、切実な状況に陥らない限り、自分の過ちや自分に都合の悪いことは認めたくないものですし、長年なじんだ習慣を変えようともしません。
では、患者が自分からすすんで治療を受けるように仕向けるためには、家族はどのように行動すればよいのでしょうか。 それは、
『患者に、自分に飲酒問題があることに気づかせる』 ことです。そのためには、
『飲酒にかかわる問題は、本人に責任をとってもらう』
『家族が尻拭いをしない』
ことが大切です。
ときどき、「こんな大酒のみのダメ人間は、私が面倒を見ないとどうしようもない」とばかりに、患者の人生の全責任を負う決意をしたような家族を見ることがあります。家族(多くの場合、妻)が頑張らないとこの人(多くの場合、夫や子供)はダメになると信じ込んで、家族の愛情で患者を立ち直らせてみせようと、異常なほど過保護になります。暴力を振るわれても耐え忍ぶ家族の姿もよくみます。「うちには子供が2人と大きな子供が一人いるのよ」と夫を子供扱いしてすべての面倒を見る妻もいます。これはこれで母親的な愛情にあふれて、素晴らしいことです。万事がうまくいっているならばよいのですが、アルコール依存症者に対しては、いわゆる母親的な愛情で接していてもほとんどの場合、状況は悪くなる一方です。
『飲酒にかかわる問題は、本人に責任をとってもらう』
『家族が尻拭いをしない』
別の言い方をすれば 『愛情を持って見放す』 ということです。
具体的には
・飲酒についての小言をいわない
・家にある酒を探し回ったり、勝手に捨てたりしない
・病院に無理やり連れて行かない。だまして連れて行かない。
・患者の汚したものは、本人に掃除させる・・・吐物、失禁など
・患者に代わって職場に連絡したり、
・飲酒問題についての話し合いは、しらふのときにおこなう
「あなたはアル中なのだから、入院しないとダメよ!」
と感情的に話すよりも、
「あなたの状態を心配しています。」
「私はあなたに病院を受診してほしいと思っています。」
のように伝えるほうがうまくいきます。
・守れない約束はしない。約束したら必ず守る。
たとえば、実際には離婚する気がないのに「今度飲んだら離婚する!」などと言わない。
このようなことを言ってよいのは、本当に離婚する覚悟ができたときです。
あなたが本気であることは、必ず相手に伝わります。
(逆に、あなたがいつも変わらぬお説教モードであるときも相手はよくわかっています)
・ひとりで抱え込まない。なるべき問題をオープンにして、いろいろな人に相談する
・・・保健所、民生委員、病院など
酒を飲み続けるか断酒するかの決断は、本人にしかできません。家族ができるのは、本人が飲酒問題に気づいて治療を受け断酒することを願いながら待つことくらいです。
とはいっても、家族が受け身の被害者であり続けるのではありません。本人が飲酒問題に気付けるように、対応方法を変えることはできます。もし本人が飲酒をやめず問題を起こし続けるならば、その人のもとを去る決意をすることもできます。
もし暴言や暴力の被害にあっているならば、一刻も早くその場から逃げないといけません。警察を呼ぶことも必要です。家族の問題に警察を介入させるなんてと思われるかもしれませんが、警察を呼ぶことによって「警察が来るほど大きな問題を自分はおこしている」ことを本人に気づかせることができるのです。近所の人に迷惑をかけるからとか、恥ずかしいから警察なんて呼べないと考える人もいます。でもあなたの家族にアルコール依存症者がいることは、近所の皆様はすでに知っています。今さら隠そうとしても無意味です。
残念なことなのですが、仕事を失い、家庭を失い、すべてを失うまで、飲酒問題に気づけない(あるいは、気づいていても断酒することができない)人は少なくありません。どこかで気づいて断酒しなければ、アルコール依存症者は短命です。石原裕次郎(享年52歳)、美空ひばり(同52歳)、横山やすし(同51歳)・・・ アルコール依存症で亡くなった方を思い浮かべてください。平均寿命は52歳といわれています。
患者自身に責任を取らせるべきである、家族は尻拭いをしてはいけないという話を聞くと、人によっては、ここぞとばかりに極端に患者を放置することがあります。「酒を飲むか断酒するかは本人次第。生きるも死ぬも本人次第。ならば、アルコール依存症者なんて家族にとって邪魔で迷惑なだけだから、いっそのことたくさん飲んで早く死んでほしい。」と常々感じておられたのでしょう。飲酒問題に振り回されて疲れはてると、そのように考えるのは珍しいことではありません。
でも、アルコール依存症は治療が可能な病気です。治療をすれば、回復できます。
アメリカの古い冗談に、このようなものがあります。
『 最も不幸せな家庭は、アルコール依存症者のいる家庭である。
最も幸せな家庭は、回復した依存症者のいる家庭である。 』
近所の人などに過剰に迷惑をかけないように心を配りながら、愛情を持って見放すのはとても難しく、かなりの忍耐力を必要とすることです。すぐにはできないかもしれません。少しずつできることから始めましょう。
・飲酒についての小言を言わない
・酒を探し回らない 酒を捨てない
・病院に無理やり連れて行かない
・暴力の被害にあいそうになったら、その場から逃げ、警察を呼ぶ
ということから、始めてみませんか?
2012/11/14 佐藤(伸)
2012年11月19日
水曜日の家族会のお知らせ + 第1回(11/7)の資料
11月から「アルコール依存症 家族会」を始めました。
毎週水曜日の午後2時から3時まで
場所:奄美病院 家族相談室
料金:無料
担当は 佐藤(伸)です。
毎回の資料は、このブログにのせていきます。
家族会に参加したいけど時間がとれない方々や、家族が酒乱で困っているけど、精神病院は敷居が高くて…という方々。お暇な時に読んでみてください。
<< 第1回(2012/11/7)の資料です >>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)アルコール依存症とはどういう病気?
アルコール依存症は、飲酒習慣を自分の力ではコントロールできなくなる病気です。
アルコール依存症を治療するというと、みなさんは、「治療すれば、周りに迷惑をかけない程度に飲めるようになるだろう」「体を壊さない程度に飲む方法を学ぶのではないか」とか「長い期間入院させれば、完全に飲まなくなるだろう」と想像するかもしれません。でも残念ながら、そうではありません。
いったんアルコール依存症になってしまうと、コントロールして飲める状態には戻りませんし、酒を飲みたいという欲求が完全になくなることもありません。
アルコール依存症による問題には、以下のようなものがあります。
① 長年にわたって大量のアルコールを飲むことによって身体が傷つく … 胃、肝臓、膵臓、脳神経など全身の臓器が影響を受けます。また、それまで大量に飲酒し続けてきて突然断酒すると、手が震える、眠れなくなる、イライラするといった症状が現れます。これを離脱症状(禁断症状)といいます。
② 飲酒することによる社会的な問題、家庭内の問題 … 二日酔いで仕事を無断で休む、家族に暴力をふるう、物を壊すなど
③ 飲酒問題が明らかであるにもかかわらず、断酒を続けられない
家族は振りまわされて疲れはてていますが、依存症の本人はなかなか問題を見つめようとしません。自分から進んで病院を受診することはまれです。やっとのことで病院に連れて行ったとしても「俺はアル中じゃない!」とか「治療なんかしなくても俺は大丈夫」などと言って、治療を拒否することがよくあります。そして断酒治療を始めたあとも、何度も再飲酒をくりかえして家族を絶望させることになります。
アルコール依存症は治りません。飲酒欲求が完全になくなることはありませんし、お酒を適度に飲めるようにもなりません。でも、回復することはできます。
回復するとは、断酒を続けることによって社会的な信頼を取り戻し、家庭の平和を得て、それなりに幸せな生活を送るということです。
体から酒を抜いて健康な状態に戻すことだけが依存症の治療ではありません。体から酒を抜くだけならば、1週間ほど断酒すれば可能ですし、2,3ヶ月くらい規則正しい生活をすれば身体は健康になります。
むしろ大切なのは、断酒を続ける方法を身につけることです。そして断酒を続けながら、それまでに失ってきた社会的信頼や人間関係を修復していくことです。この過程をお手伝いするのが、私たちのおこなっている依存症の治療です。
家族のみなさんが依存症について学び、適切な対応方法を身につけることは、本人を回復に導くための大きな手助けとなります。どうぞ家族会に出続けてください。
(2012/11/7 担当:佐藤伸)
毎週水曜日の午後2時から3時まで
場所:奄美病院 家族相談室
料金:無料
担当は 佐藤(伸)です。
毎回の資料は、このブログにのせていきます。
家族会に参加したいけど時間がとれない方々や、家族が酒乱で困っているけど、精神病院は敷居が高くて…という方々。お暇な時に読んでみてください。
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(1)アルコール依存症とはどういう病気?
アルコール依存症は、飲酒習慣を自分の力ではコントロールできなくなる病気です。
アルコール依存症を治療するというと、みなさんは、「治療すれば、周りに迷惑をかけない程度に飲めるようになるだろう」「体を壊さない程度に飲む方法を学ぶのではないか」とか「長い期間入院させれば、完全に飲まなくなるだろう」と想像するかもしれません。でも残念ながら、そうではありません。
いったんアルコール依存症になってしまうと、コントロールして飲める状態には戻りませんし、酒を飲みたいという欲求が完全になくなることもありません。
アルコール依存症による問題には、以下のようなものがあります。
① 長年にわたって大量のアルコールを飲むことによって身体が傷つく … 胃、肝臓、膵臓、脳神経など全身の臓器が影響を受けます。また、それまで大量に飲酒し続けてきて突然断酒すると、手が震える、眠れなくなる、イライラするといった症状が現れます。これを離脱症状(禁断症状)といいます。
② 飲酒することによる社会的な問題、家庭内の問題 … 二日酔いで仕事を無断で休む、家族に暴力をふるう、物を壊すなど
③ 飲酒問題が明らかであるにもかかわらず、断酒を続けられない
家族は振りまわされて疲れはてていますが、依存症の本人はなかなか問題を見つめようとしません。自分から進んで病院を受診することはまれです。やっとのことで病院に連れて行ったとしても「俺はアル中じゃない!」とか「治療なんかしなくても俺は大丈夫」などと言って、治療を拒否することがよくあります。そして断酒治療を始めたあとも、何度も再飲酒をくりかえして家族を絶望させることになります。
アルコール依存症は治りません。飲酒欲求が完全になくなることはありませんし、お酒を適度に飲めるようにもなりません。でも、回復することはできます。
回復するとは、断酒を続けることによって社会的な信頼を取り戻し、家庭の平和を得て、それなりに幸せな生活を送るということです。
体から酒を抜いて健康な状態に戻すことだけが依存症の治療ではありません。体から酒を抜くだけならば、1週間ほど断酒すれば可能ですし、2,3ヶ月くらい規則正しい生活をすれば身体は健康になります。
むしろ大切なのは、断酒を続ける方法を身につけることです。そして断酒を続けながら、それまでに失ってきた社会的信頼や人間関係を修復していくことです。この過程をお手伝いするのが、私たちのおこなっている依存症の治療です。
家族のみなさんが依存症について学び、適切な対応方法を身につけることは、本人を回復に導くための大きな手助けとなります。どうぞ家族会に出続けてください。
(2012/11/7 担当:佐藤伸)
2012年11月17日
11/17 本日のプログラム
おはようございます。
本日は、一人寂しく事務作業に追われています。
このブログをUPしたら10:00~11:00 奄美病院家族会室で「アルコール依存症者家族教室」開催です。
水曜日の本人向けの前にも家族向けプログラム行ってますが、それはそれこれはこれ
参加者がいない場合は、一人寂しく戻ってまいります
土曜日バージョンは、何らかのテーマで学ぶ!よりも、本人様を支える中で感じたことなどを吐き出してもらうことに重きをおいていこうと思ってます。
とは言っても吐き出してくださるご家族がいらっしゃるか…(めっちゃ弱気)
待ってます
待ってます(念押し)
では10:00に家族会室で
Teamメンバー 智でした
本日は、一人寂しく事務作業に追われています。
このブログをUPしたら10:00~11:00 奄美病院家族会室で「アルコール依存症者家族教室」開催です。
水曜日の本人向けの前にも家族向けプログラム行ってますが、それはそれこれはこれ
参加者がいない場合は、一人寂しく戻ってまいります
土曜日バージョンは、何らかのテーマで学ぶ!よりも、本人様を支える中で感じたことなどを吐き出してもらうことに重きをおいていこうと思ってます。
とは言っても吐き出してくださるご家族がいらっしゃるか…(めっちゃ弱気)
待ってます
待ってます(念押し)
では10:00に家族会室で
Teamメンバー 智でした
2012年11月14日
家族会
こんにちわ
今日は水曜日=依存症プログラムの日
今月より、依存症者本人様のプログラム前に14:00~15:00家族向け開催中
今回2回目
また誰も来なくて、Staffだけで勉強会と思っていたらお一人見えました
ちょっとやる気出ますねぇ
Drが資料を載せてくれるってコトだったので、後日覗いてみてください
ちょっと、ブログにペッってデータ貼り付ける方法がやったことないので、お任せしちゃいました
上手く貼れなかったらごめんなさい
その後15:00Justに家族向けが終わり、慌ただしく断酒ミーティングスタート
本日のテーマは、
『アルコール依存症について』でした By YOU
スマートに家族様・患者様プログラムを入れ替えるやり方を模索しなければ
とか考えている今日この頃
Teamメンバー 智でした
2012年11月08日
ブログ村の皆様…(汗)
こんにちわ~
今週2回目ノルマ達成
と言うか昨日のブログアップ後発覚したことが…
先週久しぶりのブログをUPし、今のままではまた自然消滅的な危惧をいだき、にほんブログ村のアルコール依存症のところへ登録…ランキングが上がれば、
見てくれる人が増えればやる気を出す
と言う単純な発想で登録したは良いものの…昨日ふと見たら、ブログ村からアメブロの方(内容はしーまと一緒)閲覧が出来ない状況
URLが間違ってました~なんて初歩的なミス
しっかり訂正して、今日からはきっと見れます
胡散臭いな~なんて思ってた方再チャレンジを今度こそ大丈夫私頑張る
と心に決め謝罪兼ねてのUPです
teamメンバー智でした
2012年11月07日
11月
こんばんわ(T▽T)ノ彡☆
今日は11月最初の当院ARPの日『断酒例会』開催しました~。
自助グループのように基本的には言いっぱなし聞きっぱなしです☆
なんだかいつもより盛り上がってましたね~(((o(*゚▽゚*)o)))
メンバーさんの親密度UPしたのかもです(*≧∀≦*)
でさらに本日から、当事者向けARPの前に14:00~15:00家族向けのプログラム開催してます♪
曜日変更に回数UPで望んだ1回目、Drと智、teamスタッフ等ご家族を今か今かと待ち構えていましたが…残念!!
本日はどなたもいらっしゃいませんでした(゜´Д`゜)
来週水曜こそは!と期待しています☆
奄美病院通院・入院中の方のご家族だけじゃなくどなたでもOKです♪
ちょっと周りにお酒で問題を起こす人がいてどうしたらいいやら…なんて悩んでる方は、
ぜひ!ぜひ!!
水曜日14:00~15:00 奄美病院家族会室へGO!!
お待ちしてま~す(*≧∀≦*)
teamメンバー 智でしたo(^▽^)o
2012年10月31日
撮影会
今日はハロウィン
皆様は仮装しましたお菓子もらいました
こちらは仮装しアメを配って回りましたよ
ところで、午前中は仮装の準備に大忙し…で早くから着替えたりしていたんですが、そんなところへ事務長からのTEL
「ARPの撮影をしますよ~。」と。
何やら、奄美病院を紹介するもの(パンフレットか何かちょっと把握してませんで…)を作成するのに写真を載せるんだとか
午後からは本物のARP(YOU担当)があるから任せちゃおうと思っていたのに、午前中…はYOU居ないじゃない
ってことで慌てていきましたよ~。
メイクして
ハロウィンでメイクするからすっぴんに近い状態だったんだけど、撮影となればねぇ
本物ではないので、参加者もエキストラ(スタッフ)
カメラマンにあまり動くとぶれると言われ一瞬しゃべることもできず固まってしまう異様な空間に
短時間の撮影でしたが、ナイスな仕上がりを期待して
ARPっぽいのを撮影したあと、廊下なんかも撮影してました
ブログネタにと許可をもらいカメラマンさんの横から携帯で激写人が多すぎてエキストラ減らされたりなかなか面白かったです
あっ、午後からは本物のARP実施してますよ(YOUが)今日はビデオ学習会でした。
そちらはまた報告聞いておきます
teamメンバー智でした
2012年10月29日
ご指名いただきました
半年以上ぶりのごぶさたでございます
ホント、更新しなきゃ更新しなきゃ…「更新しないの?」(読者)…ブログってなんだっけ と言う状況に陥り
曜日固定とか、更新する日を決めとかなきゃ出来ない子らしいです
今日は、病棟スタッフからご指名いただきまして、勉強会を開催してきました
久しぶりに出向いた病棟でも「更新しないの」言われてしまいまして…今日更新する宣言をしましたのでようやく休業状態解除
今後は…週2回以上のUPを目指します
で、本題は病棟勉強会でした。
アルコール依存症についてと、奄美病院で実施しているARPについて
スタッフに勉強会をするときって悩みます
継続して開催するものではないから、要点を絞って出来るだけ多くの情報を伝えたい
が、現状がどれほどの理解レベルか分からない
今回は悩んだ末の基本編
基本さえ押さえておけばOKです
参考資料にアルコール換算表を持っていたら、ナイス食いつき
興味のもてない学びは身になりません
スタッフもアルコール依存を他人事としてではなく、自分の周りでありえることとして捉えていただけたら患者様への理解も進んでいくのだと思いました
また他の場所でも機会があれば、悩みつつたくさんのことお伝えしておきたいなぁと思います
ご指名いただいた病棟の皆様、つたない講師でしたがご静聴ありがとうございました
何か1つでも学びが深まっていたら嬉しいなぁ
teamメンバー 智でした
2012年02月02日
2月の予定
お久しぶりです
今日は奄美も風が強くて寒いですね~
先月は更新を怠ってしまい…今月から心機一転です
で、さっそく今月のプログラムご紹介
2月1日…昨日すでに断酒例会は終えだいぶ盛り上がりましたので…例会以降の日程です
2月4日(土) ハイクラス・ミーティング 10:00~11:00
2月8日(水) 断酒ミーティング 15:00~16:00
2月15日(水) ベーシック・ミーティング 15:00~16:00
2月22日(水) ビデオ学習会 15:00~16:00
2月29日(水) アルコール依存症学習会 15:00~16:00
いずれも会場は奄美病院家族会室
今月は4年に1度のうるう年のおかげで水曜が5回
いつもより1回多くアルコール依存について学べますよラッキーですよね
後、ご家族向けに、
2月21日(火) 家族支援教室 『家族の対応方法について』 講師 teamメンバー智
14:00~16:00
IN 保健所があったりします
また今月は奄美病院全体の家族会が2月25日(土)開催されるので、アルコール依存家族向けは開催いたしません
今月は、プログラム盛りだくさんなので張り切ってブログも更新していきます
teamメンバー 智でした
2011年12月15日
異国の地より
こんばんわ
こんな夜分に更新しちゃいます
今日は、平日にみんなに迷惑をかけつつ島から修行の旅に
肥前精神医療センターってところで、アルコール・薬物関連問題研修会に参加しているんです
アルコール関連の病院といえば、久里浜が有名(久里浜式スクリーニングテストの病院です)ですが、肥前にもアルコールの予防プログラムなど魅力的なものが盛りだくさん
3日間の研修で、本日は依存症になる前の…コントロールを失う前の方へ実施するHAPPYプログラムの研修をしてきました
コントロール失ってからは取り戻せないけど、そうなる前に良い状態に持っていけたら良いよねっと…。
島外の方と仕事することの少ない私(智)は知らない顔ばかりにドキドキ…でも以前島の保健師さんをしてた方が偶然参加していて、その方のご縁で新たなつながりが生まれ、その後もいろんな県の方と交流できました
研修は知識やスキルの獲得はもちろんだけど、新たなつながりが生まれるまたとないチャンス
明日は認知行動療法の研修です
あと2日少しでも多くのことを習得し、島に帰りますね
では、明日も早いので
teamメンバー 智でした
こんな夜分に更新しちゃいます
今日は、平日にみんなに迷惑をかけつつ島から修行の旅に
肥前精神医療センターってところで、アルコール・薬物関連問題研修会に参加しているんです
アルコール関連の病院といえば、久里浜が有名(久里浜式スクリーニングテストの病院です)ですが、肥前にもアルコールの予防プログラムなど魅力的なものが盛りだくさん
3日間の研修で、本日は依存症になる前の…コントロールを失う前の方へ実施するHAPPYプログラムの研修をしてきました
コントロール失ってからは取り戻せないけど、そうなる前に良い状態に持っていけたら良いよねっと…。
島外の方と仕事することの少ない私(智)は知らない顔ばかりにドキドキ…でも以前島の保健師さんをしてた方が偶然参加していて、その方のご縁で新たなつながりが生まれ、その後もいろんな県の方と交流できました
研修は知識やスキルの獲得はもちろんだけど、新たなつながりが生まれるまたとないチャンス
明日は認知行動療法の研修です
あと2日少しでも多くのことを習得し、島に帰りますね
では、明日も早いので
teamメンバー 智でした
2011年12月05日
12月のプログラム
こんばんわ
やっと冬らしい日が続くようになりましたね
H23年ラストの12月分プログラムをお知らせしておきますね
ご本人向け3日(土) ハイクラス・ミーティング 10:00~
7日(水) 断酒例会 15:00~
14日(水) 断酒ミーティング 15:00~
21日(水) ベーシック・ミーティング 15:00~
28日(水) ビデオ学習会 15:00~ご家族向け24日(土)
家族教室 10:00~いずれも奄美病院家族会室で開催します
その他
20日(火) 家族支援教室 14:00~16:00
IN 保健所
テーマ『本人の回復と自助グループ』
この会にあわせて、鹿児島本土からAAと言う自助グループのメンバーさんたちがメッセージを届けに来てくださいます
できるなら21日の当院でのベーシック・ミーティングでもメッセージを…とお願い中です
回復者のとても貴重なお話をきける機会ですので皆さんこぞって保健所へも当院へも
師走になり一気に慌しくなった感じですが、ドサクサにまぎれてスリップ…なんてこと起こらないように、我がTeamもプログラム等に気合を入れていかなければいけませんね
teamメンバー 智でした
やっと冬らしい日が続くようになりましたね
H23年ラストの12月分プログラムをお知らせしておきますね
ご本人向け3日(土) ハイクラス・ミーティング 10:00~
7日(水) 断酒例会 15:00~
14日(水) 断酒ミーティング 15:00~
21日(水) ベーシック・ミーティング 15:00~
28日(水) ビデオ学習会 15:00~ご家族向け24日(土)
家族教室 10:00~いずれも奄美病院家族会室で開催します
その他
20日(火) 家族支援教室 14:00~16:00
IN 保健所
テーマ『本人の回復と自助グループ』
この会にあわせて、鹿児島本土からAAと言う自助グループのメンバーさんたちがメッセージを届けに来てくださいます
できるなら21日の当院でのベーシック・ミーティングでもメッセージを…とお願い中です
回復者のとても貴重なお話をきける機会ですので皆さんこぞって保健所へも当院へも
師走になり一気に慌しくなった感じですが、ドサクサにまぎれてスリップ…なんてこと起こらないように、我がTeamもプログラム等に気合を入れていかなければいけませんね
teamメンバー 智でした